失恋の傷はものすごく深いですよね。
しかもその傷は一つだけではありません。
喪失感とともに自信まで奪っていきます。
そんな一つ一つの傷を癒してくれるのが、一人旅！！！
では、なぜ一人旅が失恋の傷を癒してくれるのか。その理由を説明していきます！！
１、一人で考える時間が増える
「えっ、一人で考える時間が増えてしまったら、ますます辛くなるのでは…」
と思う方いらっしゃいますよね。
普通はそう思うと思います。
しかし、今の心理学や脳科学では、辛いことがあった時、そのことをとことん考える方がすぐに忘れられるというのが常識なのです。
「忘れよう」とか「考えないようにしよう」と思えば思うほど、実はそのことを強く意識しているということになってしまいます。
また、思い返してたくさん考えると、人は考えるたびに、そのことに意味づけをしていきます。
どういうことかというと、例えば、好きな彼に振られてしまったとして「私が可愛くなかったからいけないんだわ」と思い、自分の容姿に自信をなくしたとしましょう。
しかしもう一度思い出した時は「可愛くないだけじゃなくて、私は彼を傷つける言葉を言ってしまったのが振られた原因かもしれない」と考えます。
そしてもう一度思い出した時は「私も彼を傷つけることを言ったかも知れないけど、彼の言葉に私だって傷つくことがあった」と考えます。
そしてまた思い出した時に「私たちは考えが合わずにお互いを傷つけあったのかもな」と考えたとします。
そうすると当初の失恋の意味づけが
「可愛くないからいけないんだ」という自分を責めるものから
「二人は合わなかった」という納得するようなものへと変化して
だいぶ捉え方が変わります。
これは例えですが、人は思い出すたびに、その失恋の捉え方が変わるわけですね。
人は納得できないと執着してしまいますから、考えて考えて納得する方がいいのですね。
考えるにはどうすればいいか？
それはもちろん、一人旅！！！
日常生活だと仕事や勉強や友人関係など色々と考えなければいけないことも多くて、なかなか自分と向き合う時間もありません。
また、旅行に行っても人といると自分の考えを深める時間は少なくなってしまいます。
一人旅だと、移動の飛行機や列車の中、歩いている時、一人でホテルでゆっくりしている時、ご飯を食べている時、
いくらでも考える時間ができます。
さらに一人旅は、誰も自分のことを知らない世界に飛び込むので、煩わしい気遣いは皆無です。
余計なことを考えなくて済みますよ。
２、美しい景色が心を癒してくれる
よく失恋すると
「どんな景色も色褪せて見える」
と言いますよね。
そんなことはありません。
世界には「絶景」と呼ばれる場所がたくさんありますが、
どこも「失恋」なんかに負けない美しさを誇っています。
どうしたって「美しい」と思わざるを得ません。
やっぱり美しいものを見るとすごくポジティブな気持ちが湧き上がってきますよ。
「人間だもの」で有名なみつをもこう言っています。
「美しいものを美しいと思えるあなたの心が美しい byみつを」
失恋で悲しくて苦しくて真っ黒な気持ちになってしまっても
「美しいな」」「綺麗だな」と思える自分を取り戻すと元気が出ますよ！！
薔薇子もかつて、失恋した時にフランスのニースのエズという町に行って、あまりの美しさに
「あいつがいなくてもこんな美しい場所に自分の足で来ることができるなら、別にあいつはいらないな」と思ったことがあります。
ちなみに「みつを」の本も、シンプルなので少ない文字なのに魔法のように元気が出る言葉がたくさんあります。失恋時や自信を失った時はおすすめです！！
 | 相田みつを作品集こころの暦にんげんだもの（1） （［実用品］） [ 相田みつを ] 価格:1,100円 |
 | しあわせはいつも 相田みつをザ・ベスト （角川文庫） [ 相田みつを ] 価格:616円 |
３、新しい刺激で彼のことを忘れる
一人旅と言っても特に海外にいくことをおすすめします。
というのが海外は彼のことを忘れるのにうってつけ！！
１の項目の「考える時間が増える」とは矛盾した項目になりますが、
ここで言いたいのが
「無理して忘れる」のではなく、「自然と忘れる」ということ。
これがポイントです。
１の項目で言った通り、どうしても思い出してしまうなら、むしろ考えた方がいいです。
しかし、海外だとどうしても自然と考えない時間が増えてしまうんですね。
というのが、旅行の難易度が高ければ高いほど、愛しの彼のことを考えるよりも自分の身を守ったり、新しい刺激を吸収したりするのでいっぱいいっぱいで、彼のことを考える余裕がなくなります。
新しい刺激が多いと自然と忘れてしまう時間も出てくるんですね。
それはそれで失恋からの回復の大きな一歩だとは思いませんか。
またもう一つの理由として、彼の面影が全くない場所に行くというのもいいと思います。
お付き合いした彼でも、お付き合いしていない彼でも
いくらかは日常生活の中で思い出の場所があるはずです。
例えば一緒にその場にいなくても
彼から来た嬉しいラインの返事を見た場所
とかも思い出になってしまうことありますよね。
さらにお付き合いの長い人と別れた場合は大変！
そこら中に思い出が転がっています。
彼との思い出の場所は、彼との楽しい日々を思い起こし、切なさと執着を生み出します。
しかし彼と行ったことのない海外なら
彼との思い出の場所は皆無ですし、外国人なら彼に似た人を見つけてしまうこともないでしょう。
残りの３選は後半に続きます↓
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