こんにちは!
海外旅行トラブル解消Part1はこちら↓
このページでは、皆さんに海外旅行のレストラン選びで絶対外さない方法を伝授いたします!!!
その方法を実践し、新婚旅行でのイタリア滞在中は数多くの美味しいものを食べ歩きました。
その方法は…
GoogleMap!!
「知ってるよ!!」
「当然だろ!!」
「当たり前のことしか言わないダメブロガーめ!!」
という声が聞こえてきそうですね。
しかし!!
私も幾度となく海外に行っていたのに、一番最近行ったイタリア旅行で初めてGoogleMapがレストラン選びに有効であることを知ったので、実はあまり駆使していない人が多いのでは…??
海外って日本と違って食べログとかないじゃないですか。あるのかもしれないけれど、あっても現地の言語だから読めないじゃないですか。
それゆえ一生懸命「るるぶ」やら「地球の歩き方」やらのガイドブックに載っているお店を迷いながら探している人が多いのでは??
という憶測で!とりあえず自分に都合の良い見解でブログを進めていきたいと思います!!
ちなみにその方法を旅行中に実践し、私を常に美味しいお店に先導していたのは初海外の旦那!!
私はいつも旅行の際、大して食に重きを置いていませんでした。
一人でヨーロッパを周遊した時も、食事代を2週間で100ユーロ(約13000円)使わなかった(特に節約した覚えはない)という華麗な経歴を持っています。
美食の国フランスを訪れた際も、食事の記憶といえば、片手にフランスパンを持ち、かじりながら凱旋門やらエッフェル塔を眺めていたということ。
そんな私がレストラン選びのセンスがあるわけもなく、新婚旅行中はボーッとしていました。
しかし旦那が美味しいお店をピックアップし、先導して連れて行ってくれるので私は文字通り美味しい思いをしていたわけなのです。
「なんでこの人初海外なのに、美味しいお店をたくさん知っているわけ…?」
と擬枠の目を向けていた時に、目に入ってきたのがGoogleMapでした。
私はそれまで、GoogleMapは地図として使うことはあってもレストラン選びに使ったことがなかったんですね。
地図だけじゃない…とにかく万能なのがGoogleMap!!
食べたい料理のジャンルを(例えば「イタリア料理」とか)検索ワードに打ち込めば近くにあるお店を地図で複数示してくれますし、そのお店の詳細を見ると、食べログ的な評価が載っています!!
予めお店を決めていなくても、町ブラしているときに良さげなお店を見つけたらGoogleMapでそのお店の評価を見れば美味しいか不味いかわかります。
海外ではGoogleMapを使用すべきです!!!!!
しかし馬鹿な私は強力な武器、GoogleMapを備えていたにもかかわらず、イタリアのヴェネツィアで大失敗をするのです。
ヴェネツィアを訪ねるのは4回目だった私。
過去の経験から、どこのお店で食べてもすごく美味しく、「ヴェネツィアでは適当に入ってもハズレがない!!」と旦那に伝えていたのです。
伝えていた通り、ランチはサンマルコ広場に近いお店を適当に決め、美味しい料理を堪能しました。
「ね!言った通りでしょ。ヴェネツィアでは適当に入ったお店で大丈夫なんだから!!」
と旦那にドヤ顔をし、旅慣れているアピールをする私。
旦那も素直に「ほんとだね」と感心していました。
さて、ヴェネツィア観光を終え、ディナーはサンタルチア駅の近くで取ることにしました。
私の「ヴェネツィア旅慣れアピール」をまんまと信じた旦那は、特に下調べをするわけでもなく適当なお店に入りました。
「せっかくのヴェネツィアだから魚介類は必須だよね!!」
なんて二人でキャッキャいいながら
スープや魚介や肉などを一通りオーダー。
まず野菜スープが運ばれてきました。
旦那がまず一口…
「あれ?美味しくない。俺の味覚が変なのか?」
いや、10ユーロ(約1300円)もするこのスープが美味しくないはずがないでしょう。
旦那は味が濃いめが好きだから、野菜の旨味がわからないんだろう。
この味オンチめ!!
と思った私は
「素材の味を生かしたスープなんでしょ!どれ?」
と偉そうなことを述べた後飲んでみました。
…
薄い…
これは
お湯だ!!!
お湯に申し訳程度に冷凍のミックスベジタブルが入れられただけのもの。
スープじゃない。
一抹の不安を抱えた旦那と私のもとに次に出されたのはシーフードの盛り合わせ。
一見きれいに並べられているようだが、よく見ると、ただの冷凍ミックスシーフードを解凍したものを並べているだけのもの。
味もとんでもなくまずい。
海鮮の旨味なんて一ミリもない。ゴムのような食感のイカやえびにしなびたパセリがのっている。
そしてステーキは、肉の旨味も何もない、ただパサパサした塊。
あまりの不味さに絶句した私と旦那は、一口食べてそれ以上手をつけられなくなったのです。
Ipadを取り出す旦那。
そして一言。
「しまった…」
「GoogleMapの評価で2.4だ、このお店…」
GoogleMapの評価は、食べログと同じで星5つで評価されます。
食べログよりも甘く評価がつけられていて、美味しいお店は星4以上がほとんど。
星3ぐらいでもまあ普通か、むしろ少し低いなと言う印象を与えるGoogleMapの評価で、星2とは信じられないほど低いのです!!
口コミを見ると、星1つをつけている人の口コミが出るわ出るわ。
さらに「食中毒になった」などと言う口コミを見て旦那と私はそのお店を後にすることに決めました。
そのレストランは、サンタルチア駅に近く、非常にアクセスがいいし、旅行者がたくさん入るから、味や調理を全く気にせずやっているのでしょう。
まさかこんないい場所でこんなにまずい料理が出てくるとは思わなかった私。
素敵なヴェネツィア観光を終え、楽しいディナーになるはずだったのに、こんな結果になるなんて…
っつかヴェネツィアまずい店ないんじゃないのかよ!!
なんのために海沿いの町なんだよ!!
美味しい海鮮のためじゃないのかよっ!!
とはらわたが煮え繰り返るほど怒りに満ちていた私は、テーブルでプチパニックを起こしました。
すると旦那は、「美味しいお店より不味すぎるお店の方が思い出に残るらしいよ!楽しい経験をしたね!!」と言い、
「下調べなんかしなくてよし!!」と豪語した私を責めるわけでもなく温かい言葉をかけてくれました。
「次はGoogleMapで評価を見てから入ると言うことも学んだね!!」
と言う旦那に私は大いに頷くのでした。
結果的に、旦那の素晴らしさを再確認させてくれたまずい店なので、あの店に巡り合ったのは、もはや運命なのかもしれない
というポジティブな考えも浮かんできたので、まあよかったのです。
惚気てすみません。普段誰にも惚気てないので許してください。
しかし!!
「食べ物の恨みは恐ろしい」
と言うのは本当その通りで、殊更私は食い意地が張っているのでポジティブシンキングなんかに負けない恨みがありました!!
だからGoogleMapの評価にけちょんけちょんに書いてやりました!!
GoogleMapにはこんな恨みの晴らし方もあるので、皆さんぜひヘビーユーズを!!!!
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