アラビアンな町を歩きたい!ディズニー映画『アラジン』の舞台♡南スペイン・グラナダ・アルハンブラ宮殿

ディズニー舞台

今回紹介するのは南スペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿です。

外観のモデルは下の画像の、インドにあるタージマハルと言われています。

アルハンブラ宮殿で映画「アラジン」の世界を感じられるのは実は宮殿の内部
アラブの文化で美しく装飾されており、まさにジャスミンが住む宮殿のようです。

1、映画の世界に入れる度 ★★★☆☆

「アラジン」の世界ではありますが、映画というよりも東京ディズニーシーにあるアラビアンコーストの世界にとても似ています

というか明らかにモデルとされていると思います。

アラビアンコースト自体「アラジン」の世界を再現しているので、アラジン好きは一見の価値ありです。

アルハンブラ宮殿 ナスル朝
ライオンの中庭

ディズニーシー アラビアンコースト 
中央エリア

2、映画アラジンについて

1992年に制作されたディズニーアニメ『アラジン』。

実写版が2019年に公開されたので記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。

今回紹介するアルハンブラ宮殿は、ヒロインのジャスミンが住む宮殿。


とても美しい宮殿ですが、ジャスミンは宮殿の外に出たこともなく、「籠の鳥」である自分がいやで、ある日宮殿を抜け出し、町に向かいます。
一方、町に住む貧しい青年アラジンは美しい宮殿に憧れを感じています。


アニメの中で何度も出てくるこの宮殿。
是非観て確かめてみてください。

3、アルハンブラ宮殿について

『アラジン』の舞台!アルハンブラ宮殿に行く際の注意点
1、アルハンブラ宮殿とは1230年、イスラーム王国であるグラナダ王国が建国され、その創始者であるムハンマド1世がアルハンブラ宮殿を建てました。「イスラーム建築の傑作」と呼ばれるアルハンブラ宮殿ですが、その通り、内部はイスラーム建築の特徴であ

4、薔薇子の旅行記〜アラジンとの結婚を夢見て〜

まさにアラジンの町 グラナダ

薔薇子が、アルハンブラ宮殿に行った時は、ヨーロッパ6カ国を一人で周遊中でした。
アルハンブラ宮殿がある南スペインは本当に魅力的な街。


特にグラナダは、昔イスラーム国だったこともあり、イスラム圏に行かなくともアラブの国に来たような感覚に陥ります

どうでしょうか。
まさに街角からアラジンが「やあ!」と出てきそうな雰囲気ではないですか?!

思わずテンションが上がった薔薇子はランプと磁石を購入し、さらにおっさんにアラビア文字で自分の名前を書いてもらいました。

全て何に使えば良いかわからぬようなものですが、それほど薔薇子はアラジンの世界観に魅了されてしまったのです。

美しいヘネラリフェと庭園

ナスル朝は夜間入場しか予約できませんでしたが、ヘネラリフェ(夏の別荘、離宮)と庭園は昼に尋ねることができました。


ヘネラリフェの本当美しいこと!!
ぶっちゃけ、薔薇子はナスル朝より好きでした。
花が咲き乱れ、またヘネラリフェから眺める景色の異常な美しさ。


こんな美しい景色に囲まれると、心はもうプリンセス。
私はアラブのお姫様、ジャスミン。

夏に尋ねると、どこも花が咲き乱れ、また空が青く美しさは倍増すると思います。

薔薇子、ナスル朝にて結婚への意志を固める

22時からの入場予約ができた薔薇子。

夜間入場を持つ人たちが入場時間まで待機する場所は、見晴らしがよく、とてもいい景色だったので薔薇子は一人で、自撮り棒で写真を撮っていました。


すると隣にカップルが頬を寄せ合って同じく自撮りをしているではありませんか。
同じ自撮りでも、なんだかイタイくてもの悲しい薔薇子の自撮り。
というか隣でなくても周りはカップルばかり!!

なんでしょう、夜の宮殿はロマンチックだからカップルばかりなのですかね。
一人ぽっちでいるのは薔薇子だけ

思えば、この旅行中薔薇子は寂しかった。
6ヵ国3週間も一人で旅してりゃ、そりゃ寂しくもなりますよ。


さらにこの南スペインという地は、人々が全く英語を話せない。
英語で話しかけたらスペイン人に「あんたスペイン語は世界の第二言語なんだからスペイン語を話しなさいよ」とおばさんに叱られたほどでした。


悲しいかな、薔薇子はスペ語は「オラ(こんにちは)」と「アミーゴ(友達)」くらいしかわからないのです。

「こんにちは」と「友達」という言葉を知っていれば、みんな友達!もう大丈夫!!
と思っていた薔薇子ですが、そうはいきませんでした。


すっかり言葉を発することが臆病になった薔薇子は、南スペインの地で美しい景色を前にしても、美味しい生ハムとサングリアを前にしても、声を失った悲しい鳥のように無口を貫いていました。

そんなことも相まって寂しさを募らせていた薔薇子ですが、とどめはこのナイトアルハンブラ。


チュッチュしている情熱的なスペインカップルに囲まれ、薔薇子は一人美しい宮殿の中で孤独を感じるのです。

まるで宮殿に閉じ込められ、友達は虎のラジャーしかいなかったジャスミンのように。

マツコデラックスがよくテレビで

「結婚したい!と強く思うと本当に結婚できるらしいわよ。」


と言っていましたが、薔薇子は「そろそろ結婚したいな〜」とか口では言いながらも、と結婚に対して懐疑心があり、そこまで情熱的な願望がなかったのです。

しかし、たった一人でヨーロッパをうろうろしていると、「私は一生一人でうろうろしているのだろうか」という気になってきました。


いや、私だってほしい!美しいものを見て「美しいね」と言える相手が。
スペインの名産の生ハムだって一人で頼むから、塩分過多になるんだ。
塩分は半分に、美味しさと喜びは倍にできる相手がほしい。


情熱のスペインで薔薇子は初めて結婚に対して情熱を持ち始めました

夜のアルハンブラ宮殿は、ライトアップされ、それはそれはムーディーで美しいロマンチックな雰囲気。


虎の友達すらいない薔薇子ですが、だんだんジャスミンになったような気持ちがしました。


実は薔薇子の男性のタイプは、新しい世界を見せてくれるアラジンのような人です。


薔薇子にもきっとアラジンが訪れる。
ジャスミンだってはじめ結婚の意志がなく父親を困らせていましたが、アラジンと出会い、結婚の意志を固めました。

そして当時彼氏もいなかった薔薇子が、一年も経たずに結婚します。

薔薇子の夫は、きもち顔がアラジンに似てます。
それに新しい世界も見せてくれます。
筋肉馬鹿なので、「マッチョ」とか「プロテイン」とか筋肉の世界で、薔薇子にとってはまじでどうでもいい世界なのですが、全く新しい世界「アホールニューマッスルワールド」であることは確かなので、まあよしとします。

「結婚したい!」と本気で思わせてくれたアルハンブラ宮殿のおかげ結婚ができたのです。


もしかしたら薔薇子が購入したランプにジーニーが潜んでいて、願いを叶えてくれた、ということもあるかもしれません。

結婚したいアラサー独女のあなた、アルハンブラ宮殿に行けば、ジーニーの魔法でアラジンのような男性と結婚できるかもしれませんよ。

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