インド旅行記13 〜あとがき〜

世界ドタバタ旅行記

「インド旅行12」はこちら↓

インド旅行12 〜侮れない国インド〜
「インド旅行11」はこちら↓今ふと思い出したのだが薔薇子がバラナシからカルカッタに戻る列車を駅構内で待っていたときの話である。この日記はインド入院時、書いたものではない。今リアルタイムで、池袋のカフ...

いつもと変わらない日常に戻った薔薇子ですが

変わらない日常に戻ってから旅行を振り返って思うことは

あの旅行は

失敗でした。

なぜかというと

日本でぬくぬくと無菌状態で過ごしていたせいか

インドでは

なにを見ても

「汚い」

という意識が先行してしまっていました。

「汚い」

というフィルター越しにインドの世界を見ていました。

何かをするときも何かを見るときも

そんなつまらないものを持ちながら

旅をしていたのです。

そのフィルターが取り払われていたら

見えてくる世界がもっと違ったんじゃないかと思います。

だるそうにうずくまってしっぽを降っている牛も

あぐらをかいていつまでもガンジス川を眺めている敬虔なヒンズー教徒も

無数のハエにたかられながら路上でうずくまって一日を終える

真っ黒でやせ細ったおじいさんも

全て、見えるものが違ったのかもしれない

と思ってます。

一人旅なんか二度としないって誓ったけど

インドに再び行くかどうかはわからないけれど

また色々なものを見に行きたい

なんて思いました。

それは普段の生活でもできるのかもしれないけど

やっぱり慣れすぎた場所にいると

新しい発見や考えって出てきづらいから

またどっか、フラっといっちゃうでしょう、薔薇子ったら。

薔薇子は二言だらけの女ですのでね。

次はもっと、

色々見れたらいいのに。

快便な人みたく

色々吸収した分だけ、出てくるものがあったらいいのに。

なんて期待してしまいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました