ベルサイユ宮殿といえば豪華絢爛なイメージがありますよね。
しかしベルサイユ宮殿の広大な敷地を奥に進んでいくと、
「王妃の農村」という、素朴で小さな田舎町が現れます。
そこにあった家がベルの家に似ていたので、今回はそれを紹介しようと思います。
1、映画の世界に入れる度 ★★★☆☆
アニメ版と実写版のベルの家を掛け合わせたような、可愛らしい家がベルサイユ宮殿にありました。
家が似ているだけなので、今回は星は3つ。
町並みは別記事で書いた「リクヴィル」や「コルマール」の方が、アニメ版『美女と野獣』の世界観がありますよ。
2、映画『美女と野獣』について
3、ヴェルサイユ宮殿「王妃の農村」について
豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿から約2km離たところに、マリー・アントワネットの離宮(プティ・トリアノン)があります。
これは、ルイ16世がマリーに贈った離宮です。
乙女が好みそうな、可愛らしさのある離宮(プティトリアノン)です。
若干14歳で嫁いだマリーアントワネット。
慣習が厳しく、堅苦しい宮殿での生活に息を詰まらせていたマリーは、何にも縛られないここでの生活を愛していたそうです。
今回紹介する「ベルの家」はプティトリアノンにある「王妃の農村」の中にあります。
この農村、実はマリーが作らせた「擬似農村」なのです。
素朴な田舎の田園風景を好んだマリーアントワネットが、
田舎風の風車小屋や自分の家を作らせ、また家畜を飼ったり、畑を作らせたりします。
遊興のために一つの村を作らせるのだから、そりゃフランス市民は怒るわな
といった感じですね。
しかしマリーが愛するのもわかる。
この村、ピーターラビットが出てきそうな素朴で可愛い村なのです。
この村の中にある「風車小屋」がベルの家に似ているのです。
アニメ版のベルの家にも風車がついていますよね。
また家の色合いや素朴さは、実写版のベルの家に似ています。
ヴェルサイユ宮殿を訪れる人は多くいますが、プティトリアノンまで訪れる人は少なくなるので、人混みに紛れずゆっくり見ることができますよ。
おすすめです!!
4、薔薇子の旅行記
高校時代、薔薇子は金髪の巻き髪という挑戦的な髪型をしていたので
「オスカル」と呼ばれていました。
もしくはジ・アルフィーの「高見沢」と呼ばれていました。
なのでヴェルサイユ宮殿には妙な親近感がありました。
しかし実際オスカルが関わっていそうなヴェルサイユ宮殿そのものより、
マリー・アントワネットが住んでいたというプチトリアノンの方が気に入ってしまいました。
というのが、もちろん三度の飯より美女と野獣の方が好きな薔薇子ですから
(嘘。飯とお菓子大好き。)
ベルの家っぽい家を見つけてテンションが上がりまくり、
お父さんに薔薇子とベルの家の写真を撮らせまくっていました。
ヴェルサイユ宮殿から「王妃の村里」まで2.8km もあるのに、
60の父を散々歩かせた挙句、写真を撮らせまくるなんて本当親不孝物な薔薇子です。
モーリスを大事にするベルを見習いたいものですね。
ベルの家以外も、村自体が可愛いかったです。
こんなものを自分のわがままで作らせた
マリーアントワネットなんて女は、、、
と思いましたが、まあ少し憧れますよね。
薔薇子だってパンがなくてもケーキを食べる生活を送り、
自分の町や村を作らせたいものです。
そういえば、ウォルトはディズニーランド
マイケルジャクソンはネバーランド。
前澤社長は前澤ハウス。
なんかマリーに通じるものがありますね。
また、薔薇子はウサギに心惹かれます。
このウサギ、眺めても眺めても、ピクリとも動かないものだから、
「本物そっくりなウサギの模型まで作らせたのか、アントワネットは。」
と思いましたが、
餌やりの飼育委員さんがきたら、ウサギは元気にはねたので、薔薇子はほっとしました。
ということで、薔薇子がヴェルサイユで気に入ったのは、
ベルの家とウサギ
でした。
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