映画『アメリ（Le fabuleux destin d’Amélie Poulain）』基本情報
2001年製作／121分／フランス
監督： ジャン＝ピエール・ジュネ
脚本： ジャン＝ピエール・ジュネ
ギヨーム・ローラン（フランス語版）
製作 ：クロディー・オサール
ナレーター ：アンドレ・デュソリエ
出演者 ：オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
あらすじ
神経質な両親の元で育ち、空想の中で遊ぶのとこっそり悪戯するのが得意になったアメリ。22歳になり、モンマルトルのカフェで働く彼女は、人々に幸せを与えることに生きがいを見出していた。そんなとき、青年ニノに出会って心ときめくが、どうしたらいいか分からず悪戯を仕掛ける。
薔薇子レビュー
この作品、実は評判になってからも全く観る気がせず長い間見ていなかった作品。
よく聞いていた評判といえば、
「可愛い！」
「お洒落！！」
というもの。
重い腰を上げ、やっと観た時の薔薇子の感想は、
「可愛い！お洒落！！」
というものでした。
ほんっとうにアメリのやることなすこと可愛らしく、またアメリを取り囲む人々のキャラクターがいちいちユニークで可愛らしく、愛すべき人々なのですね。
アメリは様々な人々にいたずらをしかけるのですが、その悪戯がまた可愛く、秀逸なんです。
だからと言って子供向けのメルヘンな映画というわけではありません。
どちらかというと大人向けの映画なんですけど、可愛いんですね。
不思議な映画です。
たまにシビアな話も出てきますが、可愛くポップになってしまうアメリの世界。
そしてお洒落さは一級品です。
映画の一場面一場面どこを切り取っても絵葉書にできそうなくらいです。
さすがお洒落の国、フランスで愛されている作品だなあと思います。
ヨーロッパの風景や雰囲気が好きな人は必ず好きになる作品だと思います。
また、絵面だけではなく使用されてる言葉や、場面展開もとにかくお洒落ですよ。
あと最後に言いたいのが、面白くない瞬間がないんですね。この作品。
いろんな場面が出てきますが、テンポよくユニークなので、クスッと笑ったり、大笑いしたり本当に楽しめる作品です！！！
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